Pandora FMS の新しいリリースである Pandora FMS 765 に関連する機能と改善点を確認しましょう。
最新の Pandora FMS 765 の内容
新機能と改善点
改善されたネットワークマップ
ユーザビリティ、パフォーマンス、ネットワークマップ設定を向上させるために、ネットワーク マップに複数の変更が加えられました。
- ネットワークの変更を動的に反映しマップの描画と更新が自動で行われます。以前のバージョンから表示が大幅に改善します。
- “Pandora FMS” ノードとそのすべての関係を削除する機能が追加されました。 また、ノード間の関係管理を手動で行う際の使い勝手も向上しました。
- ネットワーク マップ間のリンクを追加しました。 別のネットワーク マップを指しているダミー ノードがある場合、ダミー ノードのオプションからそのマップにアクセスできます。
新たなレポートタイプ: システムモジュールインベントリ
新しいタイプのレポート「システム モジュール インベントリ」が追加されました。これにより、モジュール名で登録された Pandora FMS インストール時に生成されたモジュールのインベントリが表示され、同じモジュール名を持つモジュールに必要な情報が示されます。
アラートアクションとしてのメールでのレポート送信
Pandora FMS アラート システムに新しい機能が追加されました。これは Pandora FMS 内の新しいアクション/コマンドとして組み込まれており、PDF レポートを電子メールで送信できます。
Ubuntu 22.04 サポート
Pandora FMS サーバで、Ubuntu 22.04 が公式サポートとなりました。
新たな計画停止オプション、モジュール無効化
計画停止に新しい機能が追加されました。 エージェント自体を停止せずにモジュールを無効にするオプションを選択できるようになりました。
メタコンソールでのヒストリDB
これまで Pandora FMS ノードにのみにありましたが、メタコンソールでもヒストリデータベースを持てるようになりました。
ARM システム用 Pandora WMIC パッケージ
ARM 環境での使用が増加していることから、サテライトサーバを使用して Windows 環境をリモートで監視する環境用に、ARM をサポートするバイナリを用意しました。
IP コンソールアクセスコントール
異なるユーザごとに異なる定義でソース IP によってコンソールへのアクセスを制御できるようにしました。マスクも定義できるように実装しました。例: 192.168.100.*
imap プラグイン オープンソース
メールをフィルタリングしたり、一連のフィルターを介してアカウントに届いたメールの数を取得できるプラグインです。 アラートメールが届いたかどうかを検出したり、特定のメールを探すのに役立ちます。
Azure Hubs プラグイン Enterprise版
Event Hubs の名前のスペースを監視するためのプラグインです。 SuccesfulRequests、CapturedBytes、ActiveConnections など、いくつかのタイプのメトリックを返します。
Azure Postgresql プラグイン Enterprise版
Azure PostgreSQL データサーバを監視し、cpu_precent、memory_percent、storage_used、active_connections などのメトリックを受信するためのプラグインです。
Cisco インベントリプラグイン Enterprise版
Cisco デバイスの構成を表示するインベントリ プラグインです。
Xenserver プラグイン Enterprise版
python2 プラグインを python3 に更新しました。 必要に応じて仮想マシンエージェントと MR エージェントの作成を破棄するマクロ all_vm と all_sr を追加しました。
Openweathermap プラグイン Enterprise版
エリアの座標を入力して、openweathermap API を介してゾーンから気象データを取得するためのプラグインです。