PANDORA FMS 750 リリース
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PANDORA FMS 750 リリース
このリリースノートでは、Pandora FMS NG 750 の新機能、改善点、および修正された問題について説明します。また、アップグレードに関する情報を提供し、既知の問題のいくつかの回避策についても説明します。
これは LTS(長期サポート)バージョンであり、多くのバグ修正を組み込んだ最大の安定性を備えたバージョンです。この LTS は、年に 2回のみのリリースです。
新機能と改善点
新たなグループセレクター
従来のグループセレクターを完全に AJAX を使ったセレクターに置き換えました。これにより、検索が可能になり、多くのグループが存在する環境で高速化されます。
新規プラグイン
Office 365 および Cloud Foundry を監視する新たなプラグインがあります。
プロフィール表示の機能強化
ユーザ管理の表示を変更しました。ユーザがさまざまなグループでさまざまなプロファイルを持っている場合に、その情報がわかりにくかったのを改善しています。
RHEL/CentOS 8 のサポート
Pandora FMS は絶えず進化しており、私たちは絶対に遅れることはできません。このバージョンでは、CentOS 8 用の Pandora FMS 公式アップデートのパッケージが初めて提供されます。
外部 ITSM および CMDB プロセスとの統合の改善
各 Pandora FMS モジュールに外部 ID を割り当てる既存の機能を改善しました。これにより、サードパーティツールを使用した CMDB および ITSM プロセス(チケット発行)との統合が容易になります。この機能のために、新しい API と CLI の追加だけでなく、アラートマクロおよびイベントのフィールドが追加されました。
既知の変更と制限
ログモジュール
Pandora FMS コンソールで ElasticSearch を有効にして、エージェントとポリシーの両方でログタイプモジュールを作成すると、データベースに情報が保存されなかったため、永久に “未初期化状態” のままでした。これらのエージェントプラグインで作成される “モジュール” で、エージェントプラグイン行の代わりにモジュールの設定を追加するように修正しました。
さらに、タイムアウトや crontab などの設定をエージェントプラグインに追加できます。
HA 環境での DB のブロック
データベースメンテナンススクリプトが 2つのノードから同時に起動された場合、HA 環境で特定のデータベースブロッキングが発生する問題がありました。非マスターがロックを引き起こす操作を実行しないようにメインノード(マスター)の検出機能が追加されました。また、必要に応じて保護をバイパスし強制実行するパラメータ (-f) も追加されました。
その他改善点
アップデート内容の詳細を知りたいですか? ここに記載した内容はは、このリリースでの変更内容のほんの一部です。必要に応じて、このリンクから詳細内容を見ることができます。
Pandora FMS 7.0NG 750 リリース! - Pandora FMS JP
[…] 詳細な変更内容はこちら: https://pandorafms.com/blog/ja/whats-new-in-pandora-fms-750 […]