ローカルでの SimpleSAML 2 . 0
ステップ 1: exampleauth の有効化
次の設定ファイルを、お気に入りのテキストエディタで開きます。
/opt/simplesamlphp/config/config.php
ブロック module.enable
を探し、次に exampleauth
を見つけます。デフォルト値は false
ですが、これを true
に変更します。
保存して終了します。
ステップ 2: ローカル認証ソースの作成
お気に入りのテキストエディタで次のファイルを開きます。
/opt/simplesamlphp/config/authsources.php
新しい「認証ソース」用のブロックを作成する必要があります。最も簡単な方法は、default-sp
の直前に作成することです。
次のようなブロックがあります。
- /opt/simplesamlphp/config/authsources.php
// Example local authentication source 'example-pandora' => [ 'exampleauth:UserPass', 'user:password' => [ 'uid' => ['user'], 'mail' => ['[email protected]'], 'givenName' => ['User One'], 'Group' => ['All'], 'Role' => ['admins'], ], 'user2:password2' => [ 'uid' => ['user2'], 'mail' => ['[email protected]'], 'givenName' => ['User Two'], 'Group' => ['network'], 'Role' => ['operators'], ], ],
結果は次のようになります。
example-pandora
という名前の 認証ソース には 2 人のユーザが含まれています:
user
にはパスワードpassword
が、user2
にはパスワードpassword2
が設定されます。- 各ユーザには、
uid
、mail
、givenName
、Group
、Role
などのいくつかの属性があります。 - これらの属性は配列内で定義されているため、さらに認証テストを実行するために属性を変更したり追加したりすることができます。
ステップ 3: ローカル認証の確認
URL https://pandora.local/simplesamlphp/admin/
からアクセスします (PFMS Web コンソールの URL については pandora.local
を変更する必要があります)。
HTTP では認証に失敗するため、HTTPS でアクセスする必要があります。
前もって SAML で設定した admin
ユーザの認証情報を入力します。
test
タブをクリックすると、新しい 認証ソース (example-pandora
) が表示されます。
example-pandora
をクリックすると、ユーザ名とパスワードの入力を求められます。ステップ 2 で定義したもののいずれかを確認してください (user
に表示)。
Your attribute を確認し、定義されているすべての属性と比較します。これにより、SAML を使用した認証が正しく機能していることを確認でき、Pandora FMS で設定 できます。