コンソールからのデータベース管理
Pandora FMS システムの中核はデータベースです。 監視対象システムによって収集されたすべてのデータ、エージェントの設定、アラート、イベント、監査データ、さまざまなユーザとそのデータが保存されます。 つまり、システム内のすべてのデータです。
データベースに関する情報を表示するためにコンソールから使用できる拡張機能がいくつかあります。
診断ツール
このセクションでは、Pandora FMS のインストールに関する一般的な情報を表示できます。推奨されるパラメータと、変更が必要な既存の値に関する警告が表示されます。
メニュー 管理(Management) → 管理ツール(Admin tools) → 診断情報(Diagnostic info)。セクション:
- Pandora FMS 情報(Info status Pandora FMS).
- PHP 設定(PHP setup).
- データベースサイズ統計(Database size stats).
- データベース健全性状態(Database health status).
- データベース状態(Database status info).
- システム情報(System Info).
- MySQL パフォーマンスメトリック(MySQL Performance metrics).
- Pandora FMS データベースのテーブルの断片化(Tables fragmentation in the Pandora FMS database).
- Pandora FMS ログ日時(Pandora FMS logs dates).
- Pandora FMS ライセンス情報(Pandora FMS Licence Information).
- 添付フォルダの状態(Status of the attachment folder).
- tagente_datos テーブルの情報(Information from the tagente_datos table).
- Pandora FMS サーバスレッド(Pandora FMS server threads).
- 日付システム(Date system).
DB インタフェース
このツールを正しく利用しないと、データが破壊されたり、アプリケーションが永久に動作不能になったりする可能性があります。 慎重に使用してください。
これは、データベースでコマンドを実行し、その結果を確認できる拡張機能です。SQL と Pandora FMS データベーススキーマを十分に理解している人だけが使用できる高度なツールです。
メニュー 管理(Management) → 管理ツール(Admin tools) → DB インタフェース(DB Interface)。
DB スキーマチェック
このチェックは MySQL データベースでのみ実行できます。
これは、現状の Pandora FMS データベースと、考えられるエラーを比較するための標準スキームとの間の構造的な違いをチェックできるようにする拡張機能です。
メニュー 管理(Management) → 管理ツール(Admin tools) → DB スキーマチェック(DB Schema check).
データベースの移行が成功したかどうかを確認するには、この拡張機能を使用することをお勧めします。
操作は以下のとおりです。
- ユーザには、
select
、drop
、create
、およびreferences
権限が必要です。例:- 権限のある DB ユーザ(DB User with privileges):
root
. - この DB ユーザのパスワード(DB Password for this user):
pandora
またはPandor4!
. - DB ホスト名(DB Hostname):
localhost
. - DB 名(一時的なテスト目的のみ)(DB Name (testing purposes only; temporary)):
db_test
.
- インストールデータベースに必要な構造 (インストールされているバージョンによって異なります) を持つ一時データベースが作成されます。
- 作成されたデータベースのスキーマは、インストールで参照されるデータベースのスキーマと比較されます。
- 一時データベースが削除されます。
- 結果が表示され、何かが間違っている場合は、データベースを正しい構造にするための指示を示すメッセージが表示されます。