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Pandora FMS とエネルギー効率
概要
持続性とエネルギー効率を管理することは節約を行うことになります。異なるベンダのソフトウエアやハードウエアでは、エネルギーを節約するための異なる手法やツールがあります。Pandora FMS はそれらすべてを一つに統合することができます。また、この章では、IPMI のサポートについて説明します。
Pandora FMS 用 IPMI プラグイン
IPMI (Intelligent Platform Management Interface) は、インテルによって作られた IT システムを管理・モニタリングするためのインタフェースです。例えば、IPMI を通して、温度センサー、電圧、ファンの速度などをリモートからチェックできます。
IPMI プラグインの動作
IPMI 監視は、デバイスデータを収集するプラグインと、ネットワーク上で IPMI をサポートするすべてのデバイスを自動的に検出する NetScan スクリプトの 2 つのコンポーネントから成ります。
プラグインのインストールと NetScan スクリプトの設定
事前に用意するもの
プラグインと NetScan タスク スクリプト共に、FreeIPMI の 0.7.16 以降のバージョンが必要です。
RHEL では、インストールには以下のコマンドを利用できます。
dnf install freeipmi
Ubuntu では次の通りです。
apt install freeipmi-tools
IPMI プラグインの登録
プラグインを使用するには、Pandora FMS に登録する必要があります (メニュー 管理(Management) → サーバ(Servers) → プラグイン(Plugins))。新規インストールではデフォルトで含まれていますが、手動で登録する必要がある場合は “サーバプラグイン" を参照してください。
NetScan が正しく機能するためには、プラグインの名前が正確に IPMI Plugin'' であることが重要です。
プラグイン登録のパラメータは次の通りです。
カスタムフィールドの説明は次のとおりです。
- フィールド 1: 対象の IP アドレス
- フィールド 2: ユーザ
- フィールド 3: パスワード
- フィールド 4: センサー
- フィールド 5: 追加オプション
NetScan スクリプトの登録
IPMI プラグインでのモニタリング
モニタリングを開始するためには、すべての IPMI デバイスを検出するための自動検出タスクを作成する必要があります。このタスクは、検出したデバイスごとに一つのエージェントを作成し、それぞれのデバイスに存在するチェック項目をモジュールとして作成します。
この設定では、自動検出サーバはネットワークをスキャンし、利用可能なすべてのモジュールで検出された各デバイスに対してエージェントを作成します。
