コンソールからのデータベース管理
Pandora FMS システムの中核はデータベースです。 監視対象システムによって収集されたすべてのデータ、エージェントの設定、アラート、イベント、監査データ、さまざまなユーザとそのデータが保存されます。 つまり、システム内のすべてのデータです。
Pandora FMS が適切に機能するには効率と信頼性が不可欠であるため、データベースの保守が最も重要です。
データベースのメンテナンスを定期的に実行するために、管理者はコマンド ラインから標準の MySQL コマンドを使用することも、MySQL の知識があまりなくてもコンソールからデータベースを管理することもできます。
データベースに関する情報を表示するためにコンソールから使用できる拡張機能がいくつかあります。
診断ツール
このセクションでは、Pandora FMS インストールに関する一般的な情報を確認できます。 データベースから取得される大量の情報には注目に値します。推奨されるパラメーターや、変更が必要な既存の値に関する警告を確認できます。
バージョン 767 の場合、14 のセクションで構成されており、その一部は次のとおりです。
DB インタフェース
これは、データベース上でコマンドを実行し、結果を確認できるようにする拡張機能です。 これは高度なツールであり、SQL と Pandora FMS データベース スキーマを十分に詳しく知っている人のみが使用する必要があります。
このツールを正しく利用しないと、データが破壊されたり、アプリケーションが永久に動作不能になったりする可能性があります。 慎重に使用してください。
この拡張機能には、管理ツール(Admin tools) メニュー → DB インターフェイス(DB interface) からアクセスします。
空白のフィールドにコマンドを入力し、SQL の実行 をクリックします。
DB スキーマチェック
このチェックは MySQL データベースでのみ実行できます。
これは、現状の Pandora FMS データベースと、考えられるエラーを比較するための標準スキームとの間の構造的な違いをチェックできるようにする拡張機能です。
データベースの移行が成功したかどうかを確認するには、この拡張機能を使用することをお勧めします。
処理は次のとおりです。
- 一時データベースが、インストールデータベースに必要な構造 (インストールされているバージョンによって異なります) で作成されます。
- 作成されたデータベースが、インストールで参照されたデータベースと比較されます。
- 一時データベースが削除されます。
データベースアクセス情報を入力し、テストの実行(Run test) ボタンをクリックします。例: