Exec server 設定
この設定プロセスの最後に、自動監視処理用に鍵を使用した SSH 接続が確立されます。
論理エージェントがすでに作成されており、リモート設定が有効になっている場合、ユーザ (例えば pandora_exec_proxy
など) と作成されたデジタル鍵のペア (公開鍵と秘密鍵) は、公開鍵が保存・設定されているリモートデバイスにアクセスできます。
リモート設定を有効にしないと、サテライトモジュールをウィザードから作成する機能が動作しません。
Pandora FMS ウェブコンソール設定
このオプションは、Pandora FMS ネットワークサーバおよびサテライトサーバで設定できます。 Pandora FMS サーバのリストから実行サーバとして機能するサーバを選択し、編集します。
Exec Server のチェックボックスをオンにし、ポート番号 (デフォルトは 80
) と、目的のコマンドが起動されるサーバの IP アドレスを入力します。 サテライトサーバの場合の例:
この時点では設定が完了していないため、接続テスト(サーバーの実行を確認)は失敗します。
リモートサーバにおける OS ユーザ設定
SSH 経由で実行サーバにアクセスする前に、実行サーバとして有効になっている Pandora FMS ネットワークサーバまたはサテライトサーバで、そのマシンに特定のユーザ (たとえば、pandora_exec_proxy
という名前) を作成する必要があります。 root ユーザまたは同等のユーザとして sudo を用いて、ターミナルウインドウにて次のようにします:
useradd pandora_exec_proxy -m
新しく作成したユーザにパスワードを設定します。
passwd pandora_exec_proxy
Pandora FMS サーバ OS でのユーザ設定
鍵の生成とコピー
次に、Pandora FMS ウェブコンソールが実行されている環境で root または同等のユーザで鍵のペアを生成します。
ssh-keygen
鍵をリモートサーバにコピーします (< Satellite_IP >
の IP アドレスを置き換えます)。
ssh-copy-id pandora_exec_proxy@< Satellite_IP >
次に、Apache
ユーザの SSH フォルダを作成し、認証情報を移動して、その所有者を変更します。
mkdir /usr/share/httpd/.ssh mv /root/.ssh/* /usr/share/httpd/.ssh/ chown -R apache. /usr/share/httpd/.ssh/
Exec server 動作チェック
完了するには、Pandora FMS コンソールのプロキシサーバ編集セクションで設定をテストするだけで済みます。テストインジケータをクリックして確認します。