アップグレード
ワープアップデート
- これは、一般設定 で ワープアップデートの有効化(Enable Warp Update) が有効になっている場合のみ表示されます。
- Pandora FMS コンソールおよびサーバから、インターネットへの接続ができる必要があります。
- ワープアップデート(Warp Update) は、利用可能な最新バージョンを見つけるためにサーバに接続します。
- 更新は自動的に行われ、99% 正常に機能するはずですが、必ず機能することを保証するわけではありません。
- 更新する Pandora FMS サーバがインターネット接続を制限された環境にある場合は、オフライン更新 することもできます。
オンラインワープアップデート
- オンラインの ワープアップデート でアップデートするためには登録が必要です。
- ワープアップデートが我々のサーバに接続し、必要な更新を分析します。
- すでに最新の場合は、他のアクションを実行することなく現在アクティブなバージョンが表示されます。
オフラインワープアップデート
オフラインでアップグレードする前に、ファイルをダウンロードするには、サポートへ連絡ください。
オフラインワープアップデートは、さまざまなタイプの パッチ をインストールすることもできます: コンソール (OUM)、サーバ (tar.gz
)、および手動で組み合わせた パッチ (tar.gz
)。
オフラインパッチを適用すると、コンソールが使用できなくなる可能性があります。事前にファイルのフルバックアップをお勧めします。
- バージョンのアップグレードの場合は、対応する OUM と
tar.gz
をダウンロードし、最初に OUM をインストールし、次に tarball をインストールする必要があります。 - ダウンロードしたら、ワープアップデート(Warp Update) → オフラインワープアップデート(Warp Update Offline) メニューへ行き、ファイル選択のために ブラウズする(Brouse it) をクリックします
- 画面に表示された情報を確認し、更新または修正と一致するかどうかを確認してください。 処理するには、右下隅にある緑色のアイコンをクリックし、コンソールに各処理の結果が表示されるまで待ちます。
ワープアップデート履歴
行われた更新、バージョン、アプリケーションの日時、それを要求して適用したユーザなどを確認するには、ワープアップデート(Warp Update) → ワープアップデート履歴(Warp Update Journal) メニューへ行きます。
ワープアップデート設定
以下のフィールドを変更する前にお問合せください。
- ワープアップデート URL(Warp Update URL)
- セキュアなワープアップデートの利用(Use secured Warp Update)
- プロキシサーバ(Proxy server)
- プロキシポート(Proxy port)
- プロキシユーザ(Proxy user)
- プロキシパスワード(Proxy password)
- 連続しないパッチを許可する(Allow no-consecutive patches): 連続しない更新をインストールできるようにします。 デフォルトでは無効になっており、無効が推奨です。
- LTS アップデートに制限(Limit to LTS updates): 長期サポートバージョンのみでの更新ができます。デフォルトで有効です。
手動アップデート
- Pandora FMS は、コンソール、サーバ、データベースの 3つの要素に分けることができます。
- 更新には、常に コンソールの変更、時々 サーバの変更、まれに データベースの変更(メジャーアップデート)を含みます。
- ファイルダウンロードのサポートは、お問合せ ください。
マイナーバージョンアップ
1. データベースをバックアップします。例:
mysqldump -u root -p pandora > backup_pfms_X.Y.sql
2. 次の設定ファイルをバックアップします: pandora_server.conf
, config.php
, pandora_agent.conf
3. サーバおよびエージェントプラグインを次のようにバックアップします。
/etc/pandora/plugins pandora_console/attachment/plugin /usr/share/pandora_server/util/plugin
4. 次のサービスを停止します: pandora_server
, tentacle_serverd
, httpd
, pandora_agent
および mysqld
5. アップデートします。
6. 次のサービスを再起動します: pandora_server
, tentacle_serverd
, httpd
, pandora_agent
および mysqld
RPM パッケージにて
- コンソールアップデート:
rpm -U pandorafms_console_enterprise_package.rpm
- tar.gz での PFMS サーバアップデート:
tar -xvzf pandorafms_server_enterprise_package.tar.gz cd pandora_server ./pandora_server_installer --install
- ソフトウエアエージェントアップデート:\
rpm -U pandorafms_agent_*.rpm
インストール前後で、どのバージョンで動いているか、以下のコマンドで確認できます。
rpm -qa | grep -i pandora
tar ボール、ソースにて
package
をダウンロードしたバージョンの名前に変更し、yourconsolepath
をコンソールをインストールしたフルパスにします。- コンソールのアップデート:
tar xvzf pandorafms_console_enterprise_'package'.tar.gz cd pandora_console ./pandora_console_upgrade -p /'yourconsolepath'
- PFMS サーバアップデート:
tar xvzf pandorafms_server_enterprise_'package'.tar.gz cd pandora_server ./pandora_server_installer --upgrade
- ソフトウエアエージェントアップデート:
tar xvzf pandorafms_agent_'package'.tar.gz cd pandora_agent ./pandora_agent_installer --force-install
メジャーアップデート
通常は、ワープアップデートを使用してコンソールを更新することをお勧めします。 データベースが古い場合、ウェブコンソールに マイナーリリースが利用可能 というタイトルの通知が表示されます。
この問題を解決するには、Pandora FMS コンソールがインストールされているサーバに入り、次のディレクトリに移動します。
/var/www/html/pandora_console/extras/mr
このディレクトリ内に、updated
という名前の別のディレクトリがあります。そのディレクトリの外に適用されていないすべての MR があるので適用します。ファイル 1.sql
(MR 1) の実行例:
cat 1.sql | mysql -u root -p pandora
データベースに SQL を適用したら、適用したファイルを updated
ディレクトリに移します。
mkdir -p updated mv 1.sql updated/
そして、MySQL の tconfig
テーブルにある MR の値を更新します。
mysql -u root -p pandora> use pandora;> update tconfig set value= XX where token='MR';
どの MR が適用されている必要があるかは、こちらを確認してください。
ダウングレード
RPM パッケージより
- ウェブコンソールのアップデート:
rpm -i --force pandorafms_console__enterprise_package.rpm
Tarball/ソースコードより
- ウェブコンソールのアップデート:
tar -xvzf pandorafms_console_package.tar.gz mv --force ./enterprise /yourconsolepath