アーキテクチャと同期
アーキテクチャ
コマンドセンター(メタコンソール)のアーキテクチャは、以下から成ります。
- 独自のサーバを備えた中央ノード、コマンドセンター。
- 複数のサーバノードである インスタンス
インスタンスは、Pandora FMS の通常のインストールです。これらは、プレゼンテーション層 (フロントエンド) としての Web コンソール と、受信データの処理、リモートチェックの実行などを行うデータアクセス層 (バックエンド) としてのサーバで構成されます。
Pandora FMS バージョン 756 からは、同期システムが一から再設計され、以前のように手動で同期する必要なく、変更がノードに自動的に複製されるようになりました。
アップグレードの際は、すでに集中管理されているすべてのコマンドセンター環境は、適切に再び集中管理できるように、集中管理(Centralized management) の下にある新しい マージツール(Merging tool) セクションを利用する必要があります。
同期
データはどこにあるのでしょうか?
いくつかのデータはインスタンスにあり、それ以外ではコマンドセンターにあるものと、両方にあるものが存在します。これらは正しく同期されている必要があります。
インスタンス内:
- エージェント
- モジュール
- アラート
- ポリシー
コマンドセンター内:
- コマンドセンター設定
- コンポーネント
- レポートとレポートテンプレート
- ネットワークマップ
- ビジュアルマップ
- Netflow フィルタ
両方に存在:
- ユーザとプロファイル
- グループ
- テンプレート、アクションおよび、アラートコマンド
- タグ
- カテゴリ
情報はどのように取得され編集されるのでしょうか?
コマンドセンターは、次の 2種類の方法でインスタンスの情報を取得し編集します。
- アクティブ: コマンドセンターからリモートでインスタンスのデータベースまたは API へアクセス (エージェント、モジュール、アラートなどの場合)
- パッシブ: インスタンスからコマンドセンターのデータベースへのデータ複製 (イベントの場合)