アップデート

概要

Pandora FMS 環境を更新するには、主に 2 つの方法があります。

  • ワープアップデート
  • 手動

ワープアップデート は、ウィザードを使用して Pandora FMS コンソール、サーバ、データベースを自動更新します。Pandora FMS のアップデートには、ワープアップデートの使用をお勧めします。

Pandora FMS を手動で更新する必要がある場合は、詳細な手順に従ってアップデートを手動で適用できます。

ワープアップデート

ワープアップデート による更新は、次の 2 つの異なるウィザードを使用して適用できます。

  • オンラインワープアップデート: Pandora FMS サーバ、コンソール、データベースのダウンロードとアップデートを自動で実行します。Pandora FMS リポジトリへのインターネット接続が必要です。
  • オフラインワープアップデート: Pandora FMS サーバ、コンソール、データベースのアップデートを自動で実行します。アップデートを実行するには、Pandora FMS サーバおよびコンソールのパッケージをコンソールウィザードに手動で入力する必要があります。これは、Pandora FMS リポジトリへの接続が制限されている環境でのアップデートに最適なオプションです。

このセクションは、メニュー 管理 → セットアップ → システム設定 → 詳細設定 → アップデートマネージャーの有効化ワープアップデートを有効にする が有効になっている場合にのみ表示されます。

オンラインワープアップデート

オンラインワープアップデート を使用するには、管理 → ワープアップデート → オンラインアップデート メニューにアクセスします。この機能を使用するには、Pandora FMS コンソールが公式 Pandora FMS オンラインリポジトリにアクセスできる必要があります。

オンラインワープアップデート からアップデートするには、電子メールアドレスでサインアップしてください。

これらの要件が満たされると、現在インストールされている Pandora FMS のバージョンと、アップグレード可能な新しいバージョンが表示されます。

アップグレード可能な各バージョンのリリースノートも、詳細表示(Show details) から入手できます。

ワープ設定 に応じて、LTS バージョンまたは連続バージョンのみが表示されます。

アップグレードするバージョンを選択すると、ウィザードがダウンロードを開始し、自動的に インストールされます。

オフラインワープアップデート

オフラインワープアップデート を使用するには、管理 → ワープアップデート → オフラインアップデート メニューにアクセスしてください。オフラインワープアップデート では、アップデートを実行するためにインターネット接続は必要ありません。管理者は手動でパッケージをダウンロードし、ウィザードにアップロードしてアップデートを実行する必要があります

このセクションにアクセスすると、メールアドレスの入力を求められます。すると、適用されたライセンスに関連付けられた固有のアクセスコードが表示されます。このコードはアイコンをクリックしてコピーする必要があります。表示されたリンクにアクセスすると、Webブラウザの新しいタブが開き、リポジトリにアクセスできます。コードを貼り付けるとログインでき、必要なファイルをダウンロードできます。

ログイン後、インストールされている Pandora FMS のバージョン、次に利用可能なバージョン、利用可能な最新バージョンが表示されます。

希望するバージョンを選択すると、アップグレードを実行するために必要なファイルをダウンロードするためのダイアログボックスが開きます。

  • ファイルpackage_XXX_XXX.fms: コンソールとデータベーススキーマの更新を担当します。
  • ファイルpandorafms_server-XXXXX.tar.gz: サーバの更新を担当します。
  • ファイル.sig: パッケージが変更されていないことを確認するために使用される上記ファイルの署名。

ファイルのダウンロードが完了したら、オフラインワープアップデート メニューに再度アクセスし、参照(Browse it) をクリックしてファイルを 1つずつ選択します。画面に表示される情報を確認し、更新内容や修正内容と一致しているかどうかを確認します。処理を実行するには、右下隅の緑色のアイコンをクリックし、Web コンソールに各処理の結果が表示されるまで待ちます。

各ファイルのサイズは、/etc/php.ini ファイルのトークン post_max_size および upload_max_filesize で指定されたサイズよりも小さくする必要があります。

まずコンソールと Pandora FMS データベーススキーマを更新し、次にサーバを更新することをお勧めします。最後に更新を確認します。

ワープアップデート履歴

ワープアップデート履歴 にアクセスするには、管理(Management) → ワープアップデート(Warp Update) → ワープ履歴(Warp journal) メニューにアクセスします。

ワープアップデート によって実行された更新のログが表示され、次の内容が示されます。

  • 更新バージョン
  • 更新の種類(サーバーまたはコンソール)
  • ソース(オンラインまたはオフライン)
  • 更新を実行したユーザ
  • 更新のタイムスタンプ

ワープセットアップ (オプション)

ワープセットアップ(Warp Setup) にアクセスするには、管理(Management) → ワープアップデート(Warp Update) → オプション(Options) メニューにアクセスします。

ワープアップデート にはさまざまな設定が用意されています。

  • 非連続パッチを許可(Allow no-consecutive patches): 非連続バージョンアップグレードのインストールを許可します。デフォルトでは無効になっており、推奨オプションです。
  • LTSアップデートに限定(Limit to LTS updates): より信頼性の高い、拡張サポート付きバージョンであるLTS (長期サポート) バージョンへのアップグレードのみを許可します。

以下のフィールドを変更する場合は、サポートに問い合わせることをお勧めします。

  • ワープアップデート URL(Warp Update URL)
  • セキュアなワープアップデートの利用(Use secured Warp Update)
  • プロキシサーバ(Proxy server)
  • プロキシポート(Proxy port)
  • プロキシユーザ(Proxy user)
  • プロキシパスワード(Proxy password)

手動アップデート

ワープアップデート を使用せずに Pandora FMS をアップデートする場合は、各システムコンポーネントを手動でアップデートする必要があります。この方法では、プロセスの必要な各ステップを確認し個別に実行できます。この処理にはユーザに十分な注意が要求されます。

Pandora FMS を手動でアップデートする場合は、Pandora FMS をアップデートする正しい順序を考慮することが重要です。

  • Web コンソール
  • データベーススキーマ
  • サーバ

これらのコンポーネントの更新を実行するには、更新する Pandora FMS バージョンの .tar.gz パッケージをサーバから、また .fms をコンソールから取得する必要があります。

これらのパッケージをダウンロードするには、オフラインワープアップデート を参照してください。ダウンロード方法が説明されています。

何らかの操作を行う前に、Pandora FMS マシン全体のスナップショットまたは バックアップ、あるいはすべての PFMS コンポーネントのバックアップコピーを作成することを強くお勧めします。こうすることで、障害が発生した場合にアプリケーションを簡単に復元できるようになります。

Pandora FMS の完全アップデートを実行するには、root ユーザで Pandora FMS サーバターミナルに接続する必要があります。この手順は、EL 7、EL 8、EL 9、および Ubuntu 22.04 LTS システムでサポートされています。

コンソールアップデート

ファイル package_XXX.XXX.XXX.fms をコンソールパスに移動します。

mv package_XXX.XXX.fms /var/www/html/pandora_console/

作業ディレクトリに移動します。

cd /var/www/html/pandora_console/

package_XXX.XXX.fms を展開します:

unzip package_XXX.XXX.fms

実行すると、置換するファイルに対して実行するアクションを選択するよう求められます。この場合は A を選択してください。

replace .gitignore? [y]es, [n]o, [A]ll, [N]one, [r]ename: A

データベース内のコンソールのバージョンを更新し、XXX を更新後の Pandora FMS バージョンに置き換えます。

mysql -u root -p -D pandora -e "UPDATE tconfig SET value=XXX WHERE token='current_package'"

データベーススキーマアップデート

Pandora FMS データベーススキーマを更新するには、MR を更新するスクリプトを手動で実行する必要があります。

/usr/bin/php /var/www/html/pandora_console/godmode/um_client/updateMR.php

サーバアップデート

Pandora FMS サーバ pandorafms_server-XXXXX.tar.gztar.gz を展開します。

tar -xzvf pandorafms_server-XXXXX.tar.gz

展開したフォルダにアクセスします。

cd pandora_server/

インストーラを実行します。

./pandora_server_installer --install

Pandora FMS サーバを再起動します。

systemctl restart pandora_server

アップデートの確認

Pandora FMS コンソールから 管理(Management) → 情報(About) セクションにアクセスします。情報(Information) → 現在のパッケージ(Current Package) でコンソールのバージョンが正しく表示され、MR ではデータベーススキーマのバージョンが正しく表示されます。

Pandora FMS コンソールから 管理(Management) → サーバ(Servers) → サーバ管理(Manage Server) セクションにアクセスします。すべてのサーバの バージョン(Version) 列で正しいサーババージョンを確認します。

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