Pandora RC の概要

Pandora RC はどのように動くのか?

Pandora RC (以前は eHorus と呼ばれていました) は、MS Windows®、GNU/Linux®、および Mac OS® 用のコンピュータ管理システムです。これを使用すると、デバイスに対して外部から直接的な接続ができなくても、どこにいても登録されたコンピュータにブラウザからアクセスできます。

  • マシンにリモートアクセスするには、エージェントをインストールし、中央の Pandora RC サーバにプロビジョニングする必要があります。
  • エージェントをプロビジョニングしてアクセスできるようにするには、有効な Pandora RC ユーザが必要です。
  • エージェントがユーザを利用できるように設定されたら、エージェントが起動された際にプロビジョニングが実行され、外部からアクセスできるようになります。

プロビジョニングが完了すると、エージェントは EKID (Pandora RC Key ID) とともにユーザポータルに表示されます。 同じホスト名や同じ IP アドレスを持つエージェントが存在する可能性があるため、これがマシンを一意に識別するシステム内の一意の ID となります。この識別子は、そのマシンにアクセスしたい他のユーザと共同作業したり、内部インベントリシステムのために使用されます。

セキュリティを強化するため、各エージェントは設定時に、Pandora RC の中央サーバに保存されない個別のパスワードを持つことができますが、ユーザはそのマシンにアクセスするたびに対話的にパスワードを入力する必要があります。 このパスワードはエージェントのインストール時に指定されるか、後で再設定できます。

エージェントはインターネット上のサーバに接続します。 エージェントがインターネットに直接接続できず、プロキシが必要な場合は、後でプロキシを設定できます。

アーキテクチャ

  1. プロビジョニングおよび更新されたステータスメッセージ。
  2. Pandora RC サーバへのエージェント接続。
  3. ディレクトリ API を介したクライアントとエージェントの認証。
  4. ポータルへのクライアント接続 (ブラウザ)。
  5. ディレクトリ API 呼び出し。
  6. Pandora RC サーバへのクライアント接続 (JavaScript)。
  7. ディレクトリ API を介したクライアントとエージェントの認証。

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