目次

カスタマイズ可能なコンソール、ダッシュボード

Pandora FMS ドキュメント一覧に戻る

概要

ダッシュボードは、Pandora FMS エンタープライズ版の機能で、ユーザごとのモニタリングページを作成することができます。一つ以上のページを追加することができ、監視マップ、グラフ、状態サマリなどを追加できます。

Enterprise 版ダッシュボードの構成要素はグラフィカルウィジェット(または単にウィジェット)と呼ばれ、使用しているバージョン(オープンソースまたは Enterprise)に従って分類されます。

ダッシュボードの設定または参照をするには、Pandora FMS Web コンソールの右にある レポート(Reporting)ダッシュボード(Dashboard) へ行きます。

この画面にいくと、ユーザがアクセス権を持つダッシュボードの一覧と、新しいダッシュボードを作成するオプションが表示されます。

Pandora FMS は、ユーザ権限を通じて監視管理を簡素化します。ユーザが表示または管理できるものを制限するいくつかの権限システムがありますが、最も重要なのはグループ (Pandora FMS によって事前定義されたグループ、およびカスタマイズされたグループ) と 各ユーザのプロファイルとの組み合わせです。 なお、ドキュメント全体を通して、“すべて” グループ (ALL)に関する注記には特に注意してください。

新たなダッシュボードシステムへのマイグレーション


バージョン 745 以降では、Pandora FMS に新たなダッシューボードシステムが導入されました。


システムにすでにダッシュボードが作成されている場合は、新しいシステムへの移行が自動的に行われるため、追加の設定を実行する必要はありません。ただし、対応するウィジェットを再配置してサイズを変更する必要があります。

場合によっては、一部のウィジェットのコンテンツを移行できないため、ウィジェットを削除して再作成する必要があります。

ダッシュボードの作成

ダッシュボードを作成するには、レポート(Reporting)ダッシュボード(Dashboard) メニューの “新規ダッシュボード(New dashboard)” ボタンをクリックします。

ポップアップダイアログで、ダッシュボードに名前を付け、それに含まれるセル(ウィジェット)の数を選択し、それをプライベートタイプにするかどうか(指定すると作成したユーザーと Pandora FMS 管理者だけができるようになります)や、参照できるグループを指定します。 また、各ウィジェットをスライドとして全画面表示するオプションもあります。

ユーザが明示的に"すべて"グループに属していない限り、ユーザが属するグループのみダッシュボードに割り当てることができます。

ページをリロードするときに お気に入り(Favourite) オプションをオンにすると、メニューに最近作成されたダッシュボードに直接アクセスできるようになります。

ダッシュボードを編集するには、アイコン行の右側にある編集ボタンをクリックしてから、セルを追加するには、+ の付いた円のアイコンをクリックします。

ウィジェットの追加(Add widget) をクリックすると、追加できるすべてのタイプのアイテムが含まれる新しいウィンドウが表示されます。 左隅のボタンを使用して、さまざまなページを参照し、使用可能なすべてのウィジェットを表示できます。

ダッシュボード(名前、プライベート、ユーザ、お気に入り)を再度変更できます。セルの追加ボタンの横にあるアイコンをクリックします。 横にある展開リストから他のダッシュボードを選択して、ウィジェットの変更と追加の手順を繰り返すこともできます。

バージョン NG 770 以降

ダッシュボードの一般設定の お気に入り(Favourite) フィールドとは別に、名前の横の星ボタンをクリックすることにより、お気に入りシステム に追加することもできます。 お気に入りシステムから削除するには、もう一度クリックしてチェックを外します。

ダッシュボードへのウィジェットの追加

いくつかの異なるウィジェットを各ダッシュボードに追加でき、それぞれがセルを占有します。 各ウィジェットには独自の機能と設定があり、それぞれの使用法と使用可能なオプションについて以下で詳しく説明します。

ウィジェットには、タイトル、グループ、背景色などのいくつかの共通フィールドがあります。ウェルカムウィジェットがあり、選択、追加、編集、削除など、およびツールに慣れるために利用できます。

ウエルカムウィジェット

エージェント/モジュール一覧表示

選択したエージェントとモジュールの一覧を表示するには、次のウィジェットを利用します。

同時に表示するデータがあれば、エージェントの共通モジュールがデフォルトでロードされます。以下のオプションでも設定することができます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

発報アラートレポート

発報したアラートのレポートを表示するには、次のウィジェットを利用します。

設定オプションは次の通りです。

設定を保存すると、ウィジェットは次のような表示になります。

時計

このウィジェットは、コンソールで設定されている時刻で時計を表示します。このウィジェットを追加するには、次のアイコンをクリックします。

次の設定画面が表示されます。

その中で、オブジェクトに表示する名前と必要な時計の種類を指定する必要があります。オプションで、ウィジェットの背景色を選択して、その CSS コードを設定することができます。

ユーザ定義グラフ

ユーザ定義グラフを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすることにより、アイテムの設定画面が表示されます。

設定画面では、次のパラメータを設定します。

“更新(update)” ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

オプションの選択を以下に示します。

選択肢に表示されるオプションで異なるグラフのモードを選択します。例を以下に示します。

ゲージモード:

このタイプのグラフでは、メータの最大と最小はモジュールで定義された最大と最小値で設定されます。そうでなければ、これまで収集した情報の最大と最小で表示されます。“警告” と “障害” の値は、オレンジおよび赤の線で表示されます。

塗りつぶしの積み重ね:

最新イベントリスト

このウィジェットは、大量のマシン リソースを消費する可能性があります。 検索を特定のグループ (グループ(Groups)) に限定し、必要最小限の時間範囲に減らします (最大表示範囲(時間)(Max. hours old))。


Pandora FMS の最新のイベント一覧を追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

設定画面では、次のパラメータを設定します。

Ok をクリックすると、次のような画面が表示されます。

エージェント名をクリックすると、エージェント設定画面にアクセスできます。

モジュール状態の履歴グラフ表示

モジュール状態の履歴グラフを表示するには、次のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

モジュールごとのトップ N イベント

グループをもとにして、モジュールごとのトップイベントのグラフを表示するには、次のウィジェットを用います。

設定オプションは次の通りです。

ウィジェットの設定を保存すると、次のような表示がされます。

グループ状態レポート

このウィジェットは、選択した Pandora FMS グループの状態を表示し、そのグループ内のエージェントとモジュールの合計数と、その状態ごとの数を示します。 このウィジェットを追加するには、次のアイコンをクリックします。

設定ウィンドウで、表示するグループを設定できます(バージョン 764 以降では、選択したグループのサブグループを再帰的に表示するグループ再帰オプションがあります)。

上記の通り設定すると、ウィジェットは次のようになります。

ウィジェットが作成されたら、その名前をクリックして対応するグループにアクセスできます。

ツリー表示

ツリー表示を行うには、次のウィジェットを利用します。

このウィジェットは、設定オプションを編集することなくデフォルトのツリー表示を行います。設定を変更することもでき、オプションは次の通りです。

設定を保存すると、ウィジェットは次のような表示になります。

バージョン NG 770 以降

ビジュアルコンソールマップ

このオプションは、コンピュータ画面にのみ対応しています。

Pandora FMS のビジュアルコンソールのマップを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

タイトルを入力し、表示するマップを選択します。

“更新(update)” ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

注意: マップは、システム管理(Administration) → ビジュアルコンソールビルダ(Visual console builder) にて事前に作成しておく必要があります。

ビジュアルマップレポート

Pandora FMS のビジュアルマップのレポートを追加するには、次のアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

この設定ウィンドウで、ウィジェットのタイトルと背景色を指定し、全体の状態を表現するビジュアルコンソールを選択します。 次に、OK をクリックして、選択したデータを含むレポートを作成します。

この一覧には、コンソール内のすべてが正常状態の場合は緑色の四角形(正常)が表示されますが、モジュールの 1つが他の状態の場合は赤色(障害)になります。

マップ名をクリックすると、ビジュアルコンソールのマップにアクセスできます。

アイコンとモジュールの値表示

アイコンとモジュールの値を表示するには、次のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

モジュールの状態表示

モジュールの状態を表示するには、以下のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

URL の内容表示

Pandora FMS に URL の内容を表示するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、オブジェクトの設定ウインドウが開きます。

設定ウインドウでは、次のパラメータを設定します。

更新(update)ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

Web サイトは、ウィジェットをホストするセルのサイズと一致するか、レスポンシブ Web デザイン テクノロジーを備えている必要があることに注意してください。 同様に、iFrame またはボックスに注意し、さらに HTTPS(暗号化されたコンテンツ)の代わりにHTTPを使用する可能性のあるリンクに注意してください。

モジュールの値のグラフ表示

モジュールの値を表示するには次のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

Haga clic para ampliar

モジュールの値表示

モジュールの値を表示するには、次のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存すると、ウィジェットは以下のように表示されます。

システムの状態

Pandora FMS のモニタリング状態のレポートを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、システムの状態を表示するオブジェクトが現れます。

ネットワークマップ

このタイプの要素は、同じダッシュボード内の 別のネットワークマップ または サービスマップ とは互換性がありません。

Enterprise 版Pandora FMS のネットワークマップを追加するには、このアイコンをクリックします。

このアイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

設定画面では、次のパラメータを設定します。

“更新(update)” ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

メッセージ付きパネル

Pandora FMS にメッセージ付きパネルを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、オブジェクトの設定ウィンドウが開きます。

設定ウィンドウでは、次のパラメータを設定します。

更新(update)ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

カスタムレポート

Pandora FMS にカスタムレポートを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、オブジェクトの設定ウィンドウが表示されます。

設定ウィンドウでは、次のパラメータを設定します。

更新(update)ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

サービスマップの表示

このタイプの要素は、同じダッシュボード内の 別のサービスマップ または ネットワークマップ とは互換性がありません。

Enterprise 版サービスマップを表示するには、以下のウィジェットを使います。

設定オプションは次の通りです。

設定を保存すると、ウィジェットは次のような表示になります。

サンバースト を設定した場合は、次のような表示になります。

エージェントモジュールグラフ

Pandora FMS のエージェントモジュールの一つのグラフを追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。

設定画面で、次のパラメータを設定します。

“更新(update)” をクリックすると、次のような画面が表示されます。

モジュールの SLA パーセンテージ表示

モジュールの SLA パーセンテージ表示をするには、次のウィジェットを利用します。

次の設定オプションが表示されます。

設定を保存したら、ウィジェットは次のように表示されます。

グループ状態

このウィジェットは、選択したグループの状態を表で表示します。

設定画面が表示されます。

すべてのグループを表示するには、すべて(All) グループのみを選択し、子グループを含める(Group recursion) ボタンを有効にします。


Ok をクリックすると次のような画面が表示されます。

概要表示

Pandora FMS に概要表示を追加するには、このアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、設定ウィンドウが開きます。

設定ウィンドウでは、次のパラメータを設定します。

更新(update)ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。

エージェントグループごとの上位イベント数

エージェントの上位イベントのグラフを表示するには、次のウィジェットを使います。

設定オプションは次の通りです。

設定を保存すると、ウィジェットは次のような表示になります。

上位モジュール

上位モジュールのグラフを表示するには、以下のウィジェットを使います。

設定オプションは次の通りです。

設定を保存すると、ウィジェットは次のような表示になります。

エージェント WUX トランザクション表示

Enterprise 版このウィジェットは、選択した wux トランザクションを表示します。

設定画面が表示されます。

設定画面で、以下のパラメータを設定する必要があります。

“更新(update)” ボタンをクリックすると、以下のような画面が表示されます。

エージェント WUX トランザクション統計表示

Enterprise 版このウィジェットは、選択した wux トランザクションの統計を表示します。

このリソースを利用するには、まず WUX モジュールパフォーマンステスト実行(Run performance tests)オプションを有効にし、Web サイトをターゲットとして指定する必要があります。 例:

ウィジェット設定ウインドウ:

設定画面が表示されます。

サービス表示

Enterprise 版このウィジェットは、Pandora FMS サーバの登録済サービスを表示します。

OS クイックレポート

バージョン 763 以降

登録されたエージェントで使用されているオペレーティングシステムに関するレポート。

設定はなく、ユーザが属するグループに応じて、ユーザはエージェントを表示できます。 同時に、これらのエージェントの状態の概要が表示されます: 正常エージェント障害エージェント、および 不明なエージェント の数

カラータブモジュール

バージョン NG 764 以降


カラータブモジュール は、複数のエージェントとモジュールを選択できます。選択したモジュールをタブの形式で表示したり、エージェントデータおよび単位をエージェントの別名を含むタブで表示します。

設定するには、テキストボックス エージェント(Agents) で表示するエージェントを選択します(または、すべて ですべてを選択します)。

エージェントを選択したら、モジュール選択のタイプ(タイプ(Type))、すべてのモジュール(すべてのモジュールを表示(Show all modules))、または選択したエージェントが共有するモジュールのみを選択します。 次に、モジュール(モジュール(Modules))が表示され、[すべて] セレクターを使用してすべてを追加できます。各モジュールに対応する閉じるボタンで削除できます。データをフォーマットし(データフォーマット(Format Data))、ラベル(Label) でエージェント名、モジュール、またはエージェントとモジュールを表示するかどうかを選択できます。

ブロックヒストグラム

バージョン NG 764 以降


ブロックヒストグラムでは、複数のエージェントとモジュールを選択できます。 選択したモジュールが、エージェント名やモジュール名で識別されるブロックの形式で表示されます。 設定するには、テキストボックス エージェント(Agents) で表示するエージェントを選択します(または、すべて(All) ですべてを選択します)。エージェントを選択したら、モジュール選択のタイプ(タイプ(Type))で、すべてのモジュール(すべてのモジュールを表示(Show all modules))、または選択したエージェントで共通のモジュールのみを選択します。次に、モジュール(モジュール(Modules))が表示され、対応する ”すべて“ セレクターを使用してすべてを追加し、各モジュールの対応する閉じるボタンで削除することができます。 データのフォーマット(データフォーマット(Format Data))ができ、ラベル(Label) で表示するエージェント、モジュール、またはエージェントとモジュールの名前を選択できます。

グループ化メーターグラフ

バージョン NG 766 以降


グループ化メーターグラフ(Grouped meter ggraphs) ウィジェットは、サイズに応じて、しきい値を表す一連の四角形を表示します。スペースが大きいほど、四角形の数が多くなります。グラフ表示のみのカスタムしきい値を選択することもできます。

タイトル、グループ、背景色などは他のウィジェットと共通です。

  • このウィジェットは文字列モジュールには対応していません。
  • ウィジェットのアイテムは最大 20 個に制限されています。
  • メタコンソールでも動作します。

設定が完了すると、次のような画面が確認できます。

データマトリクス

バージョン NG 768 以降


指定の間隔値に従って、指定されたモジュールの情報を非圧縮形式で表示します。

設定:

イベントカードボード

バージョン NG 770 以降

イベントカードボード ウィジェットは、重要度、一定の期間、選択したエージェントグループ別にグループ化されたイベントの数を表示します。

平均|合計|最大|最小 モジュールデータ

バージョン NG 770 以降

モジュールの平均値、最大値、最小値 (AVG、MAX、MIN)、またはインクリメンタルモジュールの合計(SUM) を、測定単位 (単位(Unit)) と説明ラベルの有無にかかわらず表示できます。 期間 (デフォルトでは過去 30 日間)。

状態ごとのモジュール

バージョン NG 770 以降

状態ごとのモジュール(Modules by status) ウィジェットを使用すると、モジュールをページ (デフォルトでは 5 つ) ごとにグループ化して、状態 (デフォルトでは障害状態) 別に表示できます。 それらは、最後の状態変更 (最後の状態変更(Last status chage) で並べられ、最新のものから順に並べられます。次に例を示します。

次の設定オプションが表示されます。

コマンドセンター(メタコンソール) の場合、少なくとも 1 つのノードを選択する必要があります。

すべてのノードおよび、すべての状態を選択した例:

基本グラフ

バージョン 771 以降

基本グラフ ウィジェットを使用すると、エージェントモジュールを視覚的に表すことができます。状態に応じて色を変更し、値を表示して特定の期間を選択するオプションを使用できます。

モジュールにしきい値があり、正常以外の状態 (障害、警告、不明、アラートが発報されているなど) の場合、対応する状態の色が表示されます。 例:

ヒートマップ

ヒートマップウィジェットは、クリッカ可能なマップ上にモジュールの状態を動的に表示し、ポップアップウィンドウに詳細情報を表示します。

これにより、エージェントグループごと、モジュールグループごとのモジュール、タグごとのモジュール、およびエージェントごとのモジュールをグループ化 (タイプフィールド) することができます。 検索テキストフィールドでは、検索文字列を追加して結果を制限できます。

グループ状態マップ

グループ状態マップ ウィジェットを使用すると、マップ上にグループの数を対応する状態とともに各色で表示できます。 これにより、ボックスにリンクを追加してクリックするとズームインし、そのズームを解除して階層内の前のボックスに戻るボタンを作成できます。 また、選択したグループにサブグループがある場合は、特定のエージェントグループを選択し、再帰を使用することもできます。

セキュリティ強化

セキュリティ強化ウィジェットは、対応するプラグインがインストールされ実行されている Enterprise 版でのみ使用できます。

共通フィールド

最低スコアのエージェント一覧(List of agents with worst score)

スコアが低い上位 N エージェント では、悪い方から 10 のエージェントの最後のスコアが表示され (デフォルト)、悪いスコアから良いスコアの順に並べられます。

最も頻繁に失敗するチェック一覧(List of most frequent failed controls)

最も頻繁に失敗したチェックの上位 N 個 では、すべてのエージェントの最後のデータとチェックの種類がグループ化され、すべてのエージェントの中で失敗数が最も多かったチェックが表示されます。デフォルトで表示するチェックの数は 10 です。

カテゴリ別の失敗したチェック一覧(List of failed checks by category)

カテゴリ別上位 N チェック失敗 では、すべてのエージェント (または選択したグループ) の最新データがカテゴリごとにグループ化され、すべてのエージェントの中で失敗数が最も多いカテゴリがリストアップされます。

リストアップされるカテゴリの総数は 10 (デフォルト値) です。

カテゴリ別の脆弱性(Vulnerabilities by category)

カテゴリ別の脆弱性では、カテゴリが選択され、選択したグループ内のすべてのエージェントのチェックに失敗および成功したもの (オプションでトークン スキップしたものを無視(Ignore skipped) を使用してスキップされたもの) がグループ化されます。

存在するカテゴリ:

日付ごとのスコアリング(Scoring by date)

日付によるスコアリングを使用すると、選択した期間内の選択したグループ (または 全て) のエージェントの最新のスコアが表示されます。

常に、時間範囲内の各エージェントの最後のスコアが取得されます。つまり、1 か月の範囲が設定されている場合は、その月内のエージェントの最後のスコアが検索されます。

長い履歴データを含む項目の表示は、システムのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 30 日を超える期間を使用することはお勧めしません。

進展(Evolution)

進展では、セキュリティ強化の全体の進展が、すべてのエージェントまたは選択したグループ内の過去 11 日のエージェントの、成功したテストと失敗したテストを日ごとにグループ化して平均することによって、グラフからはみ出さないように示されます。メタコンソールでは、すべてのノードのすべてのエージェントの平均が作成され、それらは分離することはできません。

ダッシュボードへのオブジェクトの追加

ダッシュボードのオブジェクトの上でマウスクリックすると、それを好みの場所へ移動させることができます。

ダッシュボードのオブジェクトの編集

ダッシュボードのオブジェクトの設定パラメータを編集するには、編集したいオブジェクトの右上にあるノートと鉛筆のアイコンをクリックします。

アイコンをクリックすると、オブジェクトの設定メニューが表示されます。修正し、”更新(update)“ をクリックすると変更が保存されます。

ダッシュボードのオブジェクトの削除

ダッシュボードに設定されたオブジェクトを削除するには、削除したいオブジェクトの右上にある赤い x アイコンをクリックします。

ダッシュボードの編集

ダッシューボードの名前とグループを編集することができます。既存のダッシュボードを更新するには、'ダッシュボードオプション(Dashboard Options)' および 'ダッシュボードの更新(Update Dashboard)' をクリックします。

上記のように、ダッシュボードの更新オプションをクリックしてください。

ダッシュボードの削除

ダッシュボードを削除するには、作成したダッシュボード一覧から削除します。

スライドショーモード

スライドショーモードを有効化するには、ダッシュボード画面の右上のメニューからアクセスし、表示したダッシュボードを選択します。

コンソールはスライドモードに切り替わります。ここで画面切り替えの速さを制御できます。

全画面モード

全画面モードにアクセスするには、以下のアイコンをクリックします。

このシンプルで直感的な画面とコントロールは、スライドモードの画面とコントロールに似ています。 リフレッシュレートを設定し、スライドショーモードに切り替えることができます。

ダッシュボードの共有

ダッシュボードを共有するには、次のボタンをクリックし、URL をコピーして必要な人と共有するだけです。