EMTは、マドリード市議会が所有・運営する公共交通機関です。首都マドリードに本社を置き、6つのオペレーションセンターを拠点に、マドリード市内および郡内に多数のバス路線を展開しています。2,100台以上のバスを保有し、提供するサービスのレベルも高いため、EMTはこの分野では最大級の企業であり、現在では最も技術的に進んだ企業の一つとなっています。EMTは多くの国際的なプロジェクトにも協力しています。

なぜPandora FMS のようなシステムが必要だったのか？

この数年の間に、EMT は中央のホストベースのシステム、SNA ネットワークとNovell から、分散プロセスシステム、TCP/IP 通信、Web サーバなどへ変化してきました。

マシンやユーザの数が増えているため、ハードウェアの状態、プロセス、システムを確実に制御することが主な目的となっています。また制御システムは、規模が大きく多様になってくるシステムにも適応しなければなりません。

期待と目標

本部と6つのオペレーションセンターには、全部で100台以上のサーバ、70台のWIFIアクセスポイント、スイッチなどがあります。

Pandora FMS の導入を決定する前に、一般的な商用ソリューションをベースにした他の選択肢を検討しました。これらのソリューションは、要求された機能をすべて備えていましたが、1つのアプリケーションで異なるプラットフォームを監視することができなかったため、いくつかのソリューションを組み合わせる必要がありました。

Pandora FMS のトライアルは、オープンソース版を使って簡単にでき、問題解決の可能性があることがわかりました。 技術サポートやトレーニングに対して特定のニーズがあったため、サポートやトレーニングが受けられるエンタープライズ版のライセンスを購入することにしました。

どのようなユーザがPandora FMSの恩恵を受けているのか？

社員(オペレーション、ガレージ、HHRRなど)と、モバイルアプリやWebアプリなどでEMTのサービスを利用する外部のお客様(通勤客)です。

得られたメリットは以下の通りです。

情報を管理するための統一されたユニバーサルなインターフェース

 １つのツールに統合された監視

 興味深い情報のメールやSMSへのリアルタイム配信

 他のソリューションと比べて、私たちのワークフローや考え方により統合できたこと

 ステータス情報を取得するパフォーマンスインベントリを作れること

 異なるアクセスプロファイルを適用することで、すべてのユーザがそれぞれ必要な情報にアクセスできる

 他のソリューションと比較して、コスト削減できること