Pandora FMS 5.1 SP3 リリース!
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Pandora FMS の最後のマイナーアップデートから約4ヶ月。複雑な環境で使っているユーザが見つけた新たな問題の解決を行いました。小さな機能の追加と、ユーザにとって最適なツールとなるよう、いくつかのバグ修正を行いました。
新たな Pandora FMS 5.1 サービスパック3 の新たな機能は次の通りです。
- Enterprise サーバでは、いくつかの環境において監視の誤検知が発生することを避けるために、NMAP の代わりに FPING を使うようになりました。
- メタコンソールでのグラフ表示を、個々のノードへの接続を避けメタコンソール自身で実施するようにしました。内部プロキシやリダイレクトを使わなくなりました。
- SNMP の L2 自動検出スクリプトを改善しました。
- Windows エージェントにおいて、外部スクリプトによる古いインベントリのコードを置き換え、Windowsシリアルコード、設定されている監視、ディスクドライブ、プリンタ、ドメインユーザといったいくつかの新たなインベントリモジュールを追加し、またソフトウエアインベントリを改善しました。
- 新たな可用性レポート:
さらに、次のような問題に対するバグ修正を行っています。
- 監視対象外時間におけるデータがある場合のいくつかの SLA レポートの問題
- グループ表示における、グループの順序や階層構造の問題
- フォームエディタレポートで取得する日時に関するインベントリの問題
- モジュールが関連づけられたポリシーからエージェントを削除する場合に、モジュールに関連づけられていたアラートを削除してしまう問題
- メタコンソールと Netflowグラフ表示における、アイコンの漏れ
- fping を使ったリトライの問題 (Enterprise ネットワークサーバ、サテライトサーバ) 疎通の確認できなかったホストにリトライするようにしました (Enterprise ICMP で -C と -r オプションを組み合わせた場合に fping が正しく動作しないため)
- イベントストームの同期の問題
- ヒストリデータにおける、ブーリアンおよび文字列グラフの問題
Pandora FMS のアップデートはどうすれば良いでしょうか。
アップデートマネージャから自動的に更新することができます。または、pandorafms.comのダウンロードページからパッケージをダウンロードして手動でインストールします。